春の瀬戸内国際芸術祭(3)小豆島

以前も豊島からフェリーで小豆島へ行ったことがあり、懐かしい風景を眺めながら土庄港へ到着。小豆島では2泊して、初日は泊まるだけ、翌日は観光バスで島内を巡り、最終日は回り切れなかったところを訪れる予定です。

今回は寒霞渓に行きたくて!バスではアクセスが悪く時間がかかるのでバスツアーで行くことに。二十四の瞳映画村では瀬戸芸の展示も見られて、自分たちだけでは映画村までわざわざ行かなかったと思うので、たまにはツアーも便利だなと思ったのでした。

この繊細な絵柄にひとめぼれ!ちょっと私の作っているものに似ていて親近感も覚えました。

オリーブ公園では少し外れたところにあるイサム・ノグチの遊具やギャラリー・アルテトラにも寄れました。アルテトラはたまたま観光案内所にあったパンフレットを見て知って、距離もつかめないしどうかなと思っていたけれど、立ち寄れて良かった!

帰りは迷路の町近くで降ろしてもらい、散策してからスーパーへ行って夕食を調達。土庄港周辺はあまり食べるところもないし、一日ぐらいは部屋でリラックスして夕食にしようかなと思って。ここのスーパーの鮮魚売り場がなかなか良くて、鰆の刺身やお寿司、カワハギ(っぽい魚。名前忘れた)のお刺身やらおつまみやら色々買って宿で食べました。今住んでいる辺りでは鰆の刺身なんてほとんど見かけないので、スーパーで気軽に食べられるなんてうらやましい。地元の日本酒も美味しかったな~♪

翌日は醤(ひしお)の里を散策。醤油記念館ではお土産の醤油とショップの割引券までもらっちゃいました。酒蔵見学と似たような、また少し違った内容の展示で面白かった。

小豆島唯一の酒蔵に寄って、お土産に手ぬぐいとお猪口を購入。カフェの素敵なカウンターで日本酒を軽く…といきたいところだけど、まだ午前中なので!

その後は瀬戸芸アート巡り。オリーブのリーゼントは人気スポットで、楽しそうに写真を撮る人たちを眺めるのもまた楽しい。

バスに乗って福武ハウスへ。ここは土庄港とは反対の東側に位置していて、周りも特に何もなさそうであまりチェックしていなかったエリア。小豆島に着いてから瀬戸芸のアプリで見つけて、急遽行くことに。テラスでのランチが気持ちよさそうだったのでお昼時を狙って行きました。カフェのランチボックスは前日夕方までならネットで予約出来ます。ひとつひとつのおかずにこだわりが感じられて美味しかった。道中ここに向かう人は少なかったけど、着いてみれば他にもお昼を食べている人が何組もいて、人気のスポットなのだと感じました。

展示も良く、お土産も独自のセレクションでここまで来て良かったとしみじみ思う場所でした。

写真では残せないものって多い。自分の写真の腕はさておき。

隣の神社も静かで良いところでした。

ちなみに、ここからバスで帰る時は北回りと南回りでバス停の位置が違うので注意してください。福田港のバス停から出るものと、少し離れた道路沿いから出るものとあるので到着時に確認を。

小豆島の宿は土庄港近くの「陽子」という中華料理店兼民宿で、お風呂場のタイルといい襖で仕切られた部屋といい、懐かしい雰囲気。ちょっと不便なところはあるけど、GWでも安く泊まれたので良かったです。オーナーのYokoさんは中国らしい大らかな親切心に溢れた方で、洗濯をしたいと相談したら翌日出かけている間にしてくれるというのでびっくり!洗濯機借りて自分で部屋に干すのだろうと思っていたので、ありがたかったです。初日は夕食もこちらで!美味しかった~。水餃子おすすめ!小豆島の日本酒も味わえた♪

帰ってからしばらくして、旧友と久しぶりに会ったら「小豆島のお土産だよ」とパスタをくれてびっくり!私が行ったちょっと後に行っていたそう。同じ場所に行っていても覚えている物事が違っていて、一緒に行く人や時期が違えば印象も異なるということを改めて感じたのでした。

微小藻亭日乗

Microalgae Design Lab.のクンショウモです。作品のことなど

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