世界一周航空券でペルーへ

今回のペルー旅行はワンワールドの世界一周航空券を利用しました。日本→ダラス・フォートワース→マイアミ(泊)→リマ(泊)→マドリッド(泊)→ロンドン→日本

予約の事やルート選択の事などについて書きます。


世界一周航空券の良い点

・予約の変更が可能(内容によっては手数料がかかる)

・ビジネスクラスがお得→ビジネスにしました!

・普段乗る機会のない航空会社にも乗れる

・ルート計画用のツールで簡単に調べられ、そのまま予約できる

・1年間有効なので、途中でいったん別の航空券で帰宅し、また次の休みに戻ってきて旅を続けても良い

注意点

・出発前に全てのルートを決定して予約しないとならない。変更できるが手数料が必要

・途中立ち寄れる国の数が決まっているので乗り放題という訳ではない

・リマ以外に他の大陸で数日滞在する必要がある

・細かいルールがあってちょっとめんどくさい。ルート作りから手伝ってくれる代理店もあるみたい

・ルート検索中にあるはずの便が急に出てこなくなることがある。売り切れかと思えば、経由地を変えるとまた現れたりするので謎

・予約してから「やっぱり満席だから変更して」と言われた

・当初の支払い額にプラスして後から座席指定料金がかかることがある


最初リマ行きの往復航空券を検索し、世界一周航空券とそこまで差が無かった事と、当時の情勢から日程の変更もありうると考え、変更のしやすそうな世界一周航空券を使うことにしました。

まずスターアライアンスかワンワールドで行くか。

以前ならLATAMがワンワールドだったのでペルー国内線も乗れたのに残念ながら脱退してしまったので、世界一周航空券とは別に予約します。

スターアライアンスだと一番便利で楽しそうなのがANAメキシコ経由~パナマ乗り継ぎ~リマ。ちょっとメキシコ寄って、パナマでトランジットツアーして。でも、ANAのメキシコ便が直近の日程以外ツール上で出てこなくて諦めました。枠が少ないのかな。

アメリカ経由→リマならスターアライアンスもワンワールドも大差なく、帰りの経由地次第。ペルーでかなり体力を使い果たしているだろうと考え、リマから直行便で行ける都市を経由して帰ることにしました。(世界一周航空券のルール上、リマ以外の都市で数日の滞在が必要)

5月なら気候のいいヨーロッパが良いなということで、リマから直行便のあるマドリッドに立ち寄って帰国するルートに決定。マドリッドまではワンワールドのイベリア航空なので、ワンワールドの世界一周航空券を使うことになります。私はマドリッドには以前行ったことがあるので気に入っているアンダルシアなどに行きたかったのですが、休暇の残りの日数も考えて今回は見送り。

ではアメリカの経由地をどこにするか。連れがアメリカへ時々出張に行くため、割と入国審査の混雑がましなダラス・フォートワースが良いのでは。とのこと。ダラスからリマへの直行便が取れずマイアミ経由にして、これがなかなか楽しくて良い選択でした。飛行機のシートはいまいちでしたが。

リマからの帰り、カタール航空のQsuiteも乗ってみたかったなあ。でもドーハ乗り継ぎで数日滞在してもやることあるのかな?

欲張ってヨーロッパ内かアジアのどこかで一度区切って秋にでも別の航空券で来て…とか色々考えたけど、考えているときりがない。今回はペルーの事に集中します。


ということで購入!ワンワールドの世界一周航空券はカンタスが窓口のようで、カンタスから発券されます。

決済も完了してメールでe-ticketも届いて安心していたらカンタスから電話が来て、イベリア航空のリマ-マドリッドが取れないので別の時間にしてほしいとのこと。予約できたのに取れないの?って思うけど仕方ないので昼便を夜便に変えてもらいました。そういうこともあるので、別に乗り継ぎのチケットを買う場合などは急いで取らずに数日待った方がいいかも。

予約が完了した後は、最初に利用する航空会社が予約の変更などの窓口になるそうで、日本~ダラス・フォートワース便で利用するJALのWebサイトから座席の指定が出来るようになります。

でもイベリア航空だけ座席指定が出来なくて、イベリア航空のサイトから入ってみたらビジネスクラスでも座席指定料金が別にかかることが判明。追加料金を支払って無事に指定できました。


ペルー旅のルート

日本→ダラス・フォートワース→マイアミ(泊)→リマ(泊)→マドリッド(泊)→ロンドン→日本

リマからクスコへの国内線はLATAMで別に予約。


細かい事色々

・2024年のお正月明けにGWの航空券を予約。いざ予約というところでマチュピチュ周辺でストがあり観光客が入れない事態に。ペルーとしてはドル箱観光地を長々と閉鎖する事態にする事も無いだろうとポジティブに考えて、場合によっては秋に延期、最悪チチカカ湖など他の観光地に行くことも検討。幸いストはすぐに収束しましたが、このようなリスクを考えると変更可能な世界一周航空券は大きなメリットです。

・リマに着くまでなんだかんだ24時間はかかるので、今回は体力を温存すべくアメリカで1泊してから行く事にしました。

そうすると、東京~リマで出てきたアメリカ国内乗り継ぎの便が、なぜか同じ出発日なのにアメリカ発だと出てこない事があって出発日をずらしたり経由地を変えてみたり、せっかく経由地を決めたのに予定の立て直しを強いられてちょっと手間でした。

・支払いが済んでいるのにしばらく経ってもJALの予約内容確認画面では「決済待ち」になっていて不安に…。JALを使うのは久しぶりでいまいち勝手がつかめず、さすがにそろそろ電話で確認しようかと思った頃に「決済待ち」の文字が消えました。なんかタイムラグがあるのかな。

・ビジネスクラス以外にエコノミーの選択肢も出てきて、「エコノミーにダウングレード」と表示されるので予約の時うっかり選ばないように注意(基本ビジネスが先に出てくる)

アメリカ乗り継ぎについて:

・入国が一番面倒そうなアメリカへはダラス・フォートワースから入国。それなりに待ったけど1時間以上かかることもなく、無事マイアミへ乗り継ぐことができ、翌日リマへ向かいました。

・アメリカン航空のリマ行きはニューヨーク発などだと広いフルフラットシートで、マイアミからはちょっとゆったりしたプレミアムエコノミー程度のシート。マイアミから6時間なのでフルフラットだとありがたいけど、そのために大混雑のニューヨークで入国したいかというと何とも。マイアミ乗り継ぎは夕食食べて寝て出発だったけど、マルガリータ飲んでテックスメックス食べて寝て、翌日マイアミの海を眺めながらのフライトはなかなか良かったです。

・特に物価の高いアメリカでラウンジが使えるのはありがたい。高くても食事がとても美味しいなら良いけど…。乗り継ぎで休める場所があるのは本当に助かりました。

・実はJALのダラス路線新機材投入のタイミングで、残念ながら隔日運航の運航してない方の日を予約していて乗れませんでした…、でも初めてのJALのビジネスに乗れたので満足です。

写真:マイアミ上空から

微小藻亭日乗

Microalgae Design Lab.のクンショウモです。作品のことなど

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