朝のマドリッド。
スペインの朝は遅い。こんなに早いとカフェすら開いていないが、たまには静かな街を歩いてみるのもいい。
なんて格好良い事を言ってみたが、実はホテルに荷物を置いてロビーでまったりしようと思っていたのにそういうスペースが無くて(マンションをワンフロア改装してホテルにしてあって、小さなフロントデスクがあるだけ)、チェックインまで居場所がなく出かけざるを得なかったというわけ。
日中は観光客で賑わうマヨール広場Plaza Mayorも朝8時ではこの通り。
機内で朝食は済ませていたけど、少し休みたくて近くで唯一早朝でも入れるチュロスの有名店Chocolatería San Ginés へ。朝からほぼ満席!出る頃にはもう外に列が出来ていた。ここ、前に来た時も到着日の朝食で使ったなあ。リスボンから寝台列車で着いてチュロスを楽しんだっけ。
濃厚なチョコラテに付けて食べるチュロスはスペインならでは。私はカフェコンレチェを頼み二人でチュロスをシェアしました。
美術館が開くまで王宮周辺とJardines de Sabatini 公園を散策。日差しがほんのり暖かくてベンチでウトウトしてしまう…。危ない、こんなところで寝たらスリの格好のターゲットになってしまうと自分に活を入れながら、美術館が開くまで待っていました。
Museo Cerralbo
なんと入館料たったの3ユーロ!
美術館兼自宅として作られたという豪華な邸宅。羨ましいの一言です。食器類や家具など隅々まで見ごたえありでした。
また近くをぶらぶらと。公園からの眺めがいい!この時間になるとサイクリングツアーの人たちや物売りの人たちも現れて少しずつ賑やかになってきます。
王宮は予約していなかったのでパスして、再びマヨール広場へ。途中何かのパレードに出会えて楽しかった!
マヨール広場は朝とうって変わって人だかりが。所々に物売りの露店を出している人がいて、露店禁止なのかな、すぐ荷物をまとめて逃げられるようにシートに紐が通してあり、引っ張れば即回収できるようになっていました。以前来た時にもいたかな?
軽くお昼を食べてやっと2時、ホテルへ。BYPILLOW The Citadel
Opera駅とマヨール広場の間にあり立地は抜群。ツインの部屋はゆったり広く、外の通り向きの窓こそないものの、内向きの広い窓があって明るい光が入ってきて快適でした。バスルームが明るいのがとても爽やかで好き。荷物置き場が広くって連泊するにはとても使いやすい。
レストランは無いけれどホテル提携のお洒落なデリバリーメニューが置いてあって、疲れた時はそれもありかなと。
フロントの人がいる時間が限られているので、それより前に着く場合は事前に問い合わせれば入り口のカギNo.を教えてもらえます。そしてフロントデスクの横に荷物を置いて出かけるという仕組み。フロントが無人なので不安が無くも無いけど、こんな犯人が限られる場所で盗まないよねと思うしかない。
観光を終えてチェックイン時間の10分ほど前にホテルに戻ると、ドイツ人らしき親子が外で待っていたので声をかけて一緒にフロントで待ちました。本当に時間ぴったりにフロントの人が来てやっとお部屋に入れて、即シエスタ。長い一日だったなあ…。
夕食はお楽しみのバル巡り!Opera駅近くのバルでアンチョビと、タラかハモンか忘れたけどクロケッタ(コロッケ)。スペインのクリームコロッケは美味しいので食べられて嬉しい。
老舗っぽいお店で、ガラガラだけど、18時過ぎでは早すぎて地元のお客さんはいないのかも。
2軒目はホテルからすぐの気になったお洒落なお店へ。Vinoteca Estando Contigo
カフェかお雑貨屋さんかと思ったら色々なワインを揃えたバルで、中に入ってみたら装飾は全部手描きという素敵な雰囲気のお店。黒板からワインと(ビールも色々あった!)おつまみを選んで。ワインを頼むと自動的におすすめのおつまみが付いてくる❤それ以外に好きなおつまみを頼んでも良い。ちょっと気の利いた味付けのTapaが色々あってすっかりお気に入りのお店に。リピートしました。近所に住みたい。
マドリッドではペルー旅の疲れを癒してのんびりします。
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