LATAM航空搭乗記(リマ~クスコ往復)

ペルー国内線で初めてLATAM航空を利用しました。

座席はプレミアムエコノミー♪と言っても真ん中の席をブロックしてあるだけの少しゆったりスペース席。変更可・キャンセル無料のチケットだとエコノミーの一番高いのもプレエコも同じ位だったのでプレエコにしました。広く使えるのは嬉しい。

普段なら普通にエコノミーのお得なチケットで行くところですが、マチュピチュ行きの予約を始めた2024年1月頃にマチュピチュ行き電車がストやデモで運休になり、その1年ほど前にもデモで観光客が足止めされるニュースが流れるなど、少し不安な要素があったので万一の日程変更に備えて今回は変更可能チケットを選択。

乗ってみてプレエコで良かったと感じたことは、優先搭乗で安心して荷物棚を使えること。結構大きい荷物を持っている人も多く、エコノミーの乗客でも空いていれば気にせずプレエコの荷物棚に置いていく人もいて(アメリカ便でも見かけたので、それでもOKなのかも)のんびり来て最後の方に乗ったら荷物置くのに手間取りそうだなと思いました。

また、後から乗ってくる他の乗客の様子が見られて、特にクスコからの便は現地で買ったらしい色んなポンチョや帽子、バッグ、お土産などを手にしている人たちが次々と乗ってきてさながらファッションショーのよう。結構楽しめました。

そして軽食(おやつ)が美味しい❤ペルーのジャガイモをマラスの塩で味付けしたポテチとマフィン等が出て、ポテチはスーパーでリピート買いしました。


行き リマ→クスコ

さて、リマのホルヘ・チャベス国際空港からクスコへ向けて出発します。

実はこの空港に来るのをとても楽しみにしていました。その理由は、TVのナショナルジオグラフィックチャンネルで流れている空港の麻薬取り締まりドキュメンタリーで良く出てくるから!どこに麻薬取り締まりの係員や麻薬犬がいるのかな~密売人はどこかな?とか他人事のように思っていても、たまたま同じ便の乗客に荷物が重いから少し預かってほしい、とか言われて軽くOKしたら中身は麻薬で逮捕からの即懲役。なんてこともあるので油断大敵です(ペルーに限らずよくある話)。

初めてリマに到着した時は夜なのもあり緊張していてあまり感じなかったのですが、この空港、外はすごい魚の匂いがする!魚市場の匂い?隣に海産物加工工場でもあるのかな。

出発前日にLATAMから出発前のお知らせメールが来て、それによると2時間前に空港に来るようにとのこと。国内線なのに2時間前とは早すぎる!ダッシュで宿の朝食を食べて行くつもりが当てが外れました。正直チェックインは特に混雑もしていなかったので2時間前に行く必要があったのかはわからないけど…。

搭乗口近くのカフェでサンドイッチを買って食べているうちに搭乗時間に。やっぱり時間余ったけど焦るよりは良し。

見た事ない航空会社の飛行機が色々。Jet SMARTは尾翼に色んな動物が描かれていて可愛い!猫も!上手に取れなかったけど猫なのがわかりますか?

LATAMのプレエコシートはこんな感じです。

離陸!海が近い。

午後からは天気が悪くなることが多くフライトも遅延しやすいという情報を得ていたので、午前中の便でクスコへ。この日は天気が良くて、リマを出てすぐは雲が多かったものの雲の切れ間から見える山々の風景は新鮮で見飽きない。途中から雲も少なくなり遠くまで見渡せて最高!

山の上に雪が残ってる。もしかしてペルーには氷河もあるのかな?その後、マチュピチュのガイドさんにあるって教えてもらいました。

クスコ到着!良い天気です:)大きな揺れもなく楽しいフライトでした。


帰路 クスコ→リマ

クスコの空港はシックでお洒落なインカ感ある内装。石壁が素敵。

小さい空港で混みそうにないのにやっぱり2時間前に来るようにとのこと。荷物預けで少し手間取って、何故かというと連れのスーツケースのパーツが少し破損していて、「預けるときに既に壊れてました」という紙に署名させられたため。良く見ると荷物チェック係の人がいてちゃんと全体を確認している。すごい丁寧。このために時間がかかるのだろうか。

これでマチュピチュ周辺の旅も終わりかと思うと、今も寂しさがこみあげてくる。

機内では連れが窓側を取ったため外の写真は無し。この日は雲が多くてあまり見えなかったみたい。

おやつは再びペルーの美味しいポテチとクッキーか何か(忘れた)。実は前日の午後からお腹の具合が悪くて朝食も白湯だけにするほどにきつかったのですが、ポテチをつまめるほどに無事回復しました!ずっと薬を飲んでいて胃が荒れたのか、気を緩めて氷入りのジュースを飲んでいたせいなのか…。

リマの空港に着くとこの大きなポスターが出迎え。タクシーの客引きに気をつけて!という内容。大体客引きが怪しいのは全世界共通で、ましてやリマの空港なんて怪しいに決まっている。

この日もホテルに送迎をお願いしていて、空港でドライバーさんと無事合流。おしゃべり好きで大きな声のドライバーさんで、早口であんまり聞き取れないけど気さくな人だなー思っていた矢先のこと。車を走らせながら急に警察っぽい雰囲気の身分証明書を見せてきて「私は警察官だ」と…。まさか、これはよくある「警察だ。パスポートを見せろ。所持金は?何でこんなに金を?これは違法だ」などと言って金を巻き上げる偽警官詐欺!?ホテルの送迎車なのに、そんな事ある?と一瞬緊張しながら話を聞いていると、「パスポート」という単語も出てきてさらに緊張する。パスポートの部署にいると言っているような。その後「タクシーが〇〇なんだよ、ハハハ!」と言うので、よくわからないけれど、「あなたは警察官で、そして、タクシードライバーでもあるのですね(^-^)」と言ってみたところ「そうなんだよ!」との答え。えっ本当に?とりあえず「ムイビエン!(良いですね)」と言ったら話が終わった感じ。本物の警察官ドライバーだった。

警察官が副業でタクシードライバーとかありなんだ。その後まったく問題なくホテルまで送り届けてくれました。不慣れな観光客を安心させようと身分証を見せてくれたのだろうけど、逆にびびってしまい道中不安でした…。



初めてのLATAMは国内線なのに空港に早く行かされる以外は特に問題なく快適なフライトでした。国際線ではもっと早いのだろうか。

次に乗る機会はあるのかどうか?イースター島に行きたいという夢があるのでその時にはまた乗ることになるかな。また乗る日が来ることを願って!

0コメント

  • 1000 / 1000