念願のペルー旅行から帰りました!
これまでで最も長く、最も遠くへ。ついに憧れの地へ降り立つことができ、いまだ興奮冷めやらぬ状態です。
毎日が新鮮な事ばかりで、世界にはまだまだ知らないことがたくさんあると改めて気づかされました。
アンデスの雄大な大地、豊かな自然、今も残るインカの街並み、スペインの支配によりもたらされたもの…
一番大きな驚きは、食事がどこで何を食べても美味しい事。本当にしみじみと美味しさを嚙み締める、そんな毎日でした。
クスコからマラスの塩田(標高3,000M)へ向かう途中
畑が広がり豊か。雄大な自然は写真には収まりきらない。絶景とはここのことかと、ただ感動するばかり。
マラスの塩田
お土産にたくさん塩を買いました
オリャンタイタンボ(標高2,800M、海辺のリマ→標高3,400Mのクスコへのフライトは体に負担なのでまず高度を下げに行く)
マチュピチュ観光の拠点となる街の一つ
インカ時代の遺跡と街並みが美しい
マチュピチュ 標高2,430M
やっとここまでたどり着きました。もう言葉もないですね…
日本のGWはちょうど雨季と乾季の境目で、雨が降ったり霧で何も見えない恐れもあり、後悔しないようにと麓の街へ1泊して2回行ってきました。マチュピチュはチケット事前予約&ガイドさん同行でないと入れないことがむしろ幸いして、2回行く事でより深くマチュピチュを感じ知ることができました。普段ならガイドさんを付けずに行くところですが、丁寧に案内してもらえて本当に良かったです。
これはアルパカではなくリャマです。アルパカはマチュピチュのような高所は寒すぎて住めないとのこと。見た目の違いは、アルパカはもっとモフモフしていて、リャマは毛が薄い点。並べると結構違うのだけど単独では見分けが難しい。リャマよりすらっとしているのがビクーニャで、これもアンデスでは良く見られる。
クスコ
標高3,400M
事前情報で、高山病で空港に着くなり動けなくなる人もいると聞き不安でいっぱいでした。
到着前夜から高山病の薬を飲んでいざゆかん!!
幸いにも付いてすぐは「なんか、ぼーっとするような?」位で済みましたが、坂の多い街を歩くと覿面に違いがあらわれ、数段の石段を上っただけで息切れが…。ゆるい坂道もきつい…。これが高地か!とにかくゆっくり、少しずつ歩くことを心掛けて、2泊の滞在をなんとか無事乗り切れました。
クスコを離れ海辺の街リマに戻ると、ホテルの前に10段ほどの階段があり、これを上るのかと絶望的な気持ちになりましたが、あれ?苦しくない?これが標高の差なのかと全身で実感。
クスコの街は奇麗なところで、もっと色んな道を歩いて散策してみたかったな。
リマのホテル(ホステル)
お庭の可愛さで選びました。
看板ネコのチュルピちゃんがお出迎えしてくれました❤
ペルー到着後初めてのランチ
Museo Larco内のレストランで。雰囲気も良いし店員さんのサービスも素晴らしい。お料理にも感動!!ペルーの中で一番でした。私はArroz con mariscos(海の幸と米)、連れはリゾットの牛肉ソテー添え、だったかな。
旅先でこんなに食べ物で感動するのは久しぶり。
旅の最後はスペイン、マドリッドに立ち寄って少しゆっくりしました。
ここはホテルのすぐ前にある小さな広場。日も長く午後には少し汗ばむような陽気で、外のテラスでビールを楽しむ人たちがあちこちに。
最後の観光をしているとデジカメに「メモリーカードの残量がありません」のメッセージが。少し動画も撮ったけど、8Gを使い切るとは驚きです。スマホの写真も併せて2千枚はありました。あとハーフカメラでも撮ったので現像に出すのが楽しみです。何度も空港のセキュリティでX線にかけたので光が被っているかもしれないけど…うまく撮れていますように!
ちなみに、ペルーへは首都リマへ行くだけでも24時間ほどかかります。マチュピチュへはリマからクスコへ飛行機で1時間ちょっと、そしてクスコから車で2時間ほどでオリャンタイタンボへ(季節によっては電車有)、さらに電車で麓の街まで1時間強、そしてバスで25分ほど坂道を登ってやっとマチュピチュの入口へ着き、階段を上がっていくとあの誰もが知っている眺めに出会えます。遠い道のりでした。
今回の旅は幸いにもトラブル無しで、恐れていたスリにもあわず飛行機の大幅な遅延やキャンセルなどの日程変更もなく、運も良かったけれど念入りに準備した甲斐がありました。
ペルーは本当にいいところで、もっと近ければいくらでもリピートできるのに…。またいつか長い休みを取って訪れることが出来たらいいなと思っています。
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