INCARAILでマチュピチュへ

マチュピチュへの往路は、ちょっと贅沢をしてINCARAILの豪華列車The first classで向かいました。普通のチケットの他に駅からマチュピチュへのバス、チケット、ガイド付きのAll inclusiveプランが選べたので、そちらにしてみました。すごい楽で良かったです!おすすめです。

マチュピチュ行きの電車はPeruRailの方が有名かな?同じ路線にINCARAILも乗り入れています。両社の時間帯や車両の種類(=値段)を比較して、朝早すぎずマチュピチュガイド付き(現在、ガイドさんを付けないと入れません)のオプションを付けられるIncarailを選びました。

クスコに飛行機で着いた翌日に乗車するのが日程的には一番良さそうですが、問題はクスコの標高が3400mとかなり高い点。空港に着くなり高山病になる人もいるとか…。高山病を避けるためにはクスコ空港に着いたらまず駅のあるオリャンタイタンボ(標高2800m)に向かうのが良いとのこと。ここで1泊して体を休めてから向かいます。

小さなオリャンタイタンボの街でゆっくりして、翌日乗車。駅の手前に待合室があり、乗車時間になるとダンサーが先導して案内してくれます✨旅人を祝福してくれているようで嬉しい。憧れの豪華列車で念願のマチュピチュに行けるのかと思うと急に感動が押し寄せてきました。

ホームではミュージシャンがお出迎え。この方たちは同じ電車に乗りラウンジカーで生演奏を披露してくれます。

座席は想像以上に豪華!ウエルカムカクテル(ピスコサワー)に始まる食事付き。おそらくワインが出ると思って、お酒を飲むとマチュピチュ観光に差し支えるだろうから飲まない、と出発前に決めていたのですが、ピスコサワーの誘惑に抗うことは出来ず。ピスコサワー本当に美味しいのです。その後ワインも美味しくいただきました。幸い観光にも影響なく元気に登れました!

この列車の座席は向かい合わせの4人掛けと2人掛けで、我々は早めに申し込んだこともあって2人掛けの席が取れました。こちらの方が川沿いで眺めが良いです。お隣4人掛けの席はアメリカのスポーツチームの方々(多分アメフト?)で乗る前から盛り上がっていました。写真を頼まれて少しお話をしたとき、とても丁寧に写真をお願いされて、こんな丁寧な表現があるんだなとちょっとびっくり。まだまだ英語の勉強が足りないなあ。ユーモアに溢れていて素敵な方々で、こんな出会いがあるのも旅の楽しみです。

車窓から「インカの道」を見ることが出来ます。トレッキングで何泊かしながら登ることもできるみたい。途中馬で移動している人が見えました。

お料理も美味しかった!前菜はキヌアサラダ、メインはサーモンのソテーとジャガイモのグラタン。食後にはフルーツカクテルも。

ラウンジカーで演奏を聴いているとあっという間に到着。

降りる前にサービススタッフの方がツアーの説明をしに来てくれました。駅に着いたらまずホームで担当の人(食事をサーブしてくれた人)と一緒に待つように、その後バスへ案内してくれるとのこと。

(細かい話ですが、車内のお手洗いが混雑していて行けず、降車後に担当の方に一言断って駅のお手洗いへ行きましたが十分時間はありました)

その後バス乗り場へ行って専用車が来るのを少し待ちます。シャトルバスから次の便を1本回してもらっている感じ?我々のようなAll Inclusive の人たち4組程度+同じ電車に乗っていたツアー会社経由で来ているらしき人たちをまとめて載せて、いざ、マチュピチュへ。

バスはつづら折りの道を上がっていく。この道がかなり怖い!まじで怖いです。途中マチュピチュが見えるスポットがあります♪

着いたらガイドさんと合流のはずが、客を求める他のガイドさんも声をかけてきて訳が分からない。そもそもグループなのかプライベートなのかを確認していなかった。先ほどのスポーツチームに合流したガイドさんに聞いてみると、すぐ電話して確認してくれて、無事合流。助かった!

どうやら一組に一人のプライベートガイドさんらしい。申し込みの時に英語かスペイン語を選べて、英語にしたら少し日本語ができるガイドさんを付けてくれた。すごい気を利かせてくれている…!道中は英語と私のいいかげんなスペイン語で話してから、しばらくしてガイドさんも日本語でも話してくれたので、色々話が弾みました。英語で説明してもらいながら所々日本語で、私もがんばってスペイン語で質問して、答えがわからなければ英語で言ってもらって、今度は日本語で質問して、わからなければ英語で…みたいな、Exchangeを楽しみながら観光していました。勉強になりました♪

行くまではガイドさんはいなくても自分たちだけで歩けるのにと思ってましたが、やはりプロの方の案内はきめ細やかで、説明図も用意してあってわかりやすく良いなと思いました。マチュピチュの事に限らず色々聞けるのも良いですね。日本人の観光客は1~3月が多いとのこと。卒業旅行の学生さんが主なのかな?

ちなみにエントランス前でトイレ+荷物預けがあるので(どちらも有料)、荷物があっても大丈夫。

帰りはまた同じメンバーと合流してバスに乗って麓まで。少し時間が余ったのでエントランス横のカフェで一休み。冷たいスパークリングウォーターですっきり元気回復!この日は着くまでは長袖で、歩き始めたら半袖でちょっと暑いかなぐらいの天気でした。

再び怖い道をバスで下り、アグアス・カリエンテスに着いたら日帰りの人たちは駅へ、我々は泊まるので街へ向かい、ここで解散。スポーツチームの方たちは折り返して再びThe First Classで帰るらしい。うまくダイヤが組まれているんですね。

INCARAILのAll Inclusiveプラン、電車の切符と一緒に申し込めるので楽&安心&便利でした!時々セールをやっているみたいで、私もタイミングよく割引で買えてラッキー。

万一天気が悪かった時のために、翌日も個人でガイドさんを予約&チケットを手配して行きましたが、Incarailツアーの便利さを実感。翌日は行きのバスに乗るために30分以上並び、帰りも同じぐらい待ったのでやはりツアーは強いなと思いました。

注意点は目安として1か月前を切るとマチュピチュ入場チケットの確約が出来ない、とあること。マチュピチュのチケット購入に関しては私が購入&行った時(2024年1月に購入、行ったのはGW)に使われていた予約システムの会社と契約解除になったというニュースが流れてきて(2024年5月中旬)、今後どうなるかわかりませんので、最新情報をチェックして下さい。

ガイドさんは個人で予約した方もきちんと信頼できる方を紹介して貰えて、どちらも素敵なガイドさんでした!

微小藻亭日乗

Microalgae Design Lab.のクンショウモです。作品のことなど

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