ウズベキスタンの配車アプリYandexGoとeSIM

ウズベキスタン個人旅行で必須とも言える配車アプリYandexGo、日本にいる間に認証&クレジットカード登録まで出来て現地に着いてすぐ使えました。これから行く方のご参考になれば幸いです。

・タシュケント空港でeSIMを買う話

・YandexGoを日本で登録、空港に着いてすぐ使えた話 です。

eSIMは日本で買っていって使えないこともあるという噂を聞いて、タシュケントの空港でeSIMがあればそれを、なければSIMカードを買って入れようと決め、到着して荷物を待つ間にSIM屋さんのカウンターでeSIMを入れてもらいました。カウンターの人はすごく手際がよくて、前の人のスマホが読み込み待ちの間にこちらの注文を聞いて準備して…と、長い列もさくさく進んでいきます。接続完了したところまで確認してくれるので安心。


無事ネットも繋がったことだし、外に出てYandexGoを使い車を呼びます。その前に…

YandexGoは日本にいる間にクレジットカードの登録までできるのでやっておいた方がいいです!ショートメールで認証するので出国後に受け取れないと終わりです…私の連れは仁川でトランジットの合間に登録しようとしてショートメールが来ず諦めてました。

ただ登録しただけだと現金払いになるので、メニューのPayment methodsからクレジットカードを登録します。その際にLocationが現在地(日本)だと、アプリを開いた時にその場所はサービス適用外ですといったメッセージが出て、カードの登録も出来ませんでした。

試しに行先を検索してみるかーと現在地をタシュケントに変えて、ちょっと触ってみた後にもっかい見てみたらカード登録ボタンが現れ、無事カードの登録まで出来ました!これで準備OKです♪

現金払いでもいいのですが、細かいお金を用意したりが面倒なのでカード払いにしておくと楽。

*スマホはAndroidでクレカはEposです


登録自体は特に難しいことはないです。

↓電話番号認証が済んだらカードを登録します。こんな感じです(もう登録し終わってるので、Payment methodsにクレカのロゴが表示されています)




タシュケント空港からYandexGoで車を呼んでみます

来てもらう場所はタシュケント空港到着ビル前の道路。間に駐車場を挟んですぐです。

「空港の近くにはYandexの車は入れないので少し歩く必要がある」という情報を事前に得ていました。たしかにその通りなのですが、道を渡ったりする必要はなくて、駐車場を通り抜けて目の前の車道に出るだけなのでさほど迷うことも無く乗れました。

まず空港ターミナルビルを出てお迎えの人の波を抜けて、すかさず白タクのドライバーさん達が声をかけて来るけど全然しつこくないのであまり気にせず進みましょう。Yandex呼ぶために立ち止まると「Yandex?Yes, I'm Yandex」「Yandex, No. Many problem.Very expensive」などと言われたけど、そうなんだ~大丈夫だよ~ってテキトーに反応しながらずんずん歩いていくとすぐ去っていきました。

ピックアップポイントまではスーツケース転がしながらでもほんの数分なので、ターミナル内で行き先を設定しておいて近くまで来たら呼ぶボタンを押すと良いと思います。車はすぐ来ました。

↓乗る場所はこちら

呼び方

1)最初に行先を選択。ホテルの名前を入れると候補が出てきます。日本にいる間にでも一度検索しておけばYandexの履歴に残るので現地で慌てずに探せます。

2)出発地を設定(基本GPSで設定されて、ピックアップ出来る車道が遠いときはそこまでの徒歩経路も表示されます)。たまーにズレたり、遠回りになるので(ちょっと歩けば遠回りしなくていい事も)、そんな時は自分で設定します

3)車種を選択。小さめのStart、普通のComfort、もう少し大きいComfort+など(Comfort+はブハラでは選択肢が無かった)。60~70リットルのスーツケース2個でComfortにしたらトランクに1個しか入らず、もう1個は席に置いてもらうことになり申し訳なかったです…。帰りはComfort+にしたら入りました(車種によると思います)。一番安い車だと席も狭めなので荷物が無いとき向け、市内をちょこっと移動する分には十分。ただ背の高い方は足元が窮屈かなと。

↓この画面までは日本でも表示できるしお金もかからないので行く前にやってみると感覚がつかめると思います。

ちなみに値段は時間帯や混雑具合によって変わるので、行きと帰りで違う事も普通にあります。

呼んでドライバーさんが見つかったらその車がどういうルートで来るかが表示されます。


近づいてきたら真ん中の3桁の数字で車を探します。また、意外とドライバーさんの顔アイコンが小さいのに来てみるとわかるものです。

車を見つけたら手を振って合図して乗り込みます。向こうも探してくれてるので大丈夫!乗ったら目的地へ向かってくれるので特にすることはありません。

降りる時は(カード払いなら)そのまま降りてOK。運転手さんが到着の操作をした後、アプリに「評価して下さい」と通知が来るので評価して、その際にチップも付けられます。チップの額はいくつか表示されるのでそこから選ぶか自分で入力することも可能。私は基本的に少しチップ付けてました。10%払っても数十円なので。スーツケース座席に置くことになっちゃってすみませんとか荷物の上げ下ろしを手伝ってもらった時、いい車で快適だったなという時などは多めにしてます。

車を降りたら観光の事で頭がいっぱいになっちゃって評価を忘れて1時間ぐらい経っちゃった事も…でもプッシュ通知も来るし次にアプリを立ち上げるとまず評価画面になるので忘れても大丈夫(?)

ドライバーさんは色々話しかけてくれる気さくな人や、行先を口頭で確認してくれる人もいれば、挨拶だけの人もいます。運転は稀にガンガン攻めて追い越しをキメる走り屋のような人から安全運転の人まで…大体は普通の運転なので安心して乗れます。全体的に車内は清潔でした。もっとたばこ臭かったりするのかなって思ったけどそんな事もまず無く。評価項目にも入ってるから皆さんキレイにしてるんだろうな。


ちなみにYandexマップでルート検索をしてそこから直接呼ぶことも出来ます。行先の名称ではなく地図で選びたい時などマップの方が細かくランドマークを表示してくれるのでおすすめです。

やり方は、経路を表示して車を選ぶとYandexGoで価格をチェック(あるいはYandexCarを呼ぶ)ボタンが出てくるので押すとYandexGoの画面に遷移します。いきなり呼ぶボタンが出る時と価格チェックボタンが出る時があって、違いが謎…なのですが。呼ぶボタン押すと本当に即呼んじゃうので、ただ行き方を調べたいだけの時は気を付けて。間違って押してもキャンセルできるので慌てずに。


雑感

eSIMに関しては買ったのがBeelineだったので何度か使ってるNomadで先に買ってても良かったかなあとも思いつつ(NomadもBeelineで、ちょうどクーポンもあったし…)、カウンターで設定してもらえたのが楽だったので不安な方は空港で入れてもらうのがいいと思いました。

YandexGoは便利すぎて旅が格段にラクに!いつもなら路線バスにも乗ってみたりするところを全然乗らずに終わりました。もちろんバスの方が安いけど、暑い中すぐ来てくれてちょっとそこまで100~200円だし。夕食後の徒歩10分とか微妙に疲れる距離をさくっと移動できるのって本当に楽。

ブハラ・サマルカンドでは見つからずリトライすることがあってもその後すぐに車は見つかって、タシュケントはいくらでもいる感じで楽につかまりました。思った以上に普及しているようです。

一番心配だったタシュケントの早朝移動(朝7時の国内線のために5時前にホテルを出た)も、あっさり見つかって一安心。本当は事前にホテルにタクシーを手配してほしかったんだけど、空港ピックアップをリクエストした際に「今タクシー予約のサービスしてないから代わりにYandexで呼ぶ事はできるよ」との返事が来て、つまりいつでも捕まるってことなのかな?と思うことにしました。実際にすぐ捕まって良かったですが。


白タクのこと

滞在中に「たびレジ」から白タクに関する注意のメールが来ました。

タシュケント空港で白タクに乗って電車の時間まで市内観光を依頼した日本人が、電車の時間を過ぎても連れまわされその後飲食店で大量に酒を飲まされ、気付いたらスマホを紛失しており自分はサマルカンド行きのタクシーの中にいたという内容でした。

配車アプリなら100%安全とは言いませんが、わざわざ金額の交渉をして言った言わないになる白タクに乗る必要も無いと思います。

タシュケント空港ではちゃんとオフィシャルなタクシーカウンターもあるので(お値段はそれなりにしますが)もし到着してすぐYandexGoが使えないのであれば、空港タクシーを利用することもできます。最初だけお迎えに来てもらうのも良いですね。私もそうしたかったのですが…、ヒヴァではYandexの台数が少ないみたいなので事前に宿にお願いして迎えに来てもらいました。

参考リンク:外務省海外安全ホームページ 邦人旅行者を狙った事案の発生


トップ画像はタシュケントの鉄道博物館前に並んでいた車です。こういう渋い車が来てくれるかはわかりませんが、たまにすごいクラシックカーが走ってるのを見ました。乗ってみたい。

楽しいご旅行を!

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微小藻亭日乗

Microalgae Design Lab.のクンショウモです。作品のことなど

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