インドネシア(7)ジョグジャカルタ王宮とタマン・サリ

最終日はジョグジャカルタ王宮(クラトン)周辺を観光してから空港へ向かいます。

ホテルの隣にあった旅行会社で観光+空港ドロップオフを依頼し、ホテルをチェックアウトしてクラトンに行きました。現在もスルタンがお住まいとのことで見学できるのは一部です。ここでは毎日伝統芸能の上演があり、ちょうどいいタイミングで見ることが出来ました。この日は影絵芝居。最後までは見ていないのですが、数人で上演するお芝居に大人数の楽団が付いていてびっくり。重厚な雰囲気ながら、気軽に見る事が出来て良かったです。

この反対側に楽器展示コーナーがあり、より近くで色々見ることが出来ました。鍋みたいな形の楽器が並んでいて、一瞬キッチンかな?と思ってしまいましたが…

展示室も小さいながらインドネシアの歴史や文化に触れられてとても良かったです。バティックも素敵。もっとバティック屋さん巡りしたかったなー

敷地内を歩いているといくつか門があり、その先にも行けるようになっていました。行き止まりは踊りの練習エリアになっていてのんびりした雰囲気。

門の先の裏庭みたいな場所で、係員とは異なる服装でネームプレートを下げた人に声をかけられました。王宮のチケットがあれば無料でコーヒーの試飲や影絵の体験ができるから寄ってみないかと。なんだか怪しいし時間もそれほどないので断りました。係員がいないエリアは裏口から近所の人は自由に出入りできそうな雰囲気で、近所の店の客引きだったみたいです。行かれる方はご注意。

次はTVで見て行ってみたかったタマン・サリ。王宮のすぐ近くにある離宮で、暑い国らしい涼し気な眺めが魅力的な場所でした。

ここは池ではなくプール。私がTV(アマプラの古い番組だったかも)で見た時は地元の子供たちが泳いでいましたが、この日は誰も泳いでおらず。番組のための演出だったのか今は禁止なのか不明ですが。

往時はここで女官たちが水浴びをし、その様子を王が建物の上の小窓から眺め、気に入った女官に花を投げて夜伽を命じたとのこと。(違うという説もあるみたいです)

私も王様気分で上から眺め降ろしてみました。花束を投げるのを想像していたけど、この幅では一輪がせいぜい。上手に投げるの難しそうだなあ。

外に出た所で今度は普通っぽいおじさんが声をかけてきて、さっきのコーヒーの件もあり今度は何だろうと思っていたら親切に周辺の説明をしてくれて、それで去って行って。ご近所の人が散歩に来ていただけのようで、ただのいい人でした。最後に親切な人に出会えて、良い気分でジョグジャカルタを発つことができました。

車を停めてある所まで下町を通って戻り、ジョグジャカルタの観光は終了。この辺の下町巡りもしたかったけど、多少雰囲気を味わえたのでよしとします。

ガルーダの搭乗記にも書きましたが、空港までは1時間と言われたけど、そんなに混んでないのに1時間20分ぐらいかかりました。来る時も1時間で着くからねって言ってたのにやっぱり同じぐらいかかったので、インドネシア人的には1時間20分は1時間なのかも⁉余裕をもって2時間前に着くようにしておいて良かった。

次回は乗り継ぎでバリ島に1日半滞在します。

微小藻亭日乗

Microalgae Design Lab.のクンショウモです。作品のことなど

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