インドネシア(8)バリ島の美術館巡り

バリ島に新しくできたSAKA MUSEUMに行ってきました。

アヤナ・リゾートの敷地内に建てられたこのミュージアム、エントランスから敷地内を軽くドライブした先にあり、リゾート気分も味わえます。メインの宿泊棟などはどこにあるのか全然わからないぐらいの広大な敷地で、Grabの運転手さんも何度か道を聞いてやっとたどり着きました。

素敵な建物の中はいくつかの展示セクションがあり、この建物のことなどを知ったところで、シアターでバリ島の文化やお祭りなどをざっとおさらい。

上階のオゴオゴ展示エリアの迫力がすごい!

バリ島のお正月ニュピに行われるお祭りでは、オゴオゴと呼ばれる鬼の人形が街を練り歩くそうです。ねぶたのような感じ?最近では芸術家がオゴオゴを制作することも増え、特にこちらで展示されている作品はダイナミックながら繊細で美しいものばかり。ぜひ訪れてほしいミュージアムです。

カフェで美味しいインドネシアコーヒーを頂いていると、日本語のゲストリレーション担当らしき方に声をかけられ、美術館のことなど少しお話をしてきました。新しく出来たばかりということもあってか、わざわざフロント?からバイクで移動してご挨拶に来てくださったようです。入館料を支払う際にホテルの宿泊客ではない旨を伝えると国籍を聞かれたので、多分担当の方に伝わったのかと。帰りも外でGrabを待ちながら写真を撮っていたら改めて挨拶して下さって嬉しかったです。

SAKA MUSEUMへの往復はGrabで、帰りも運よくお客さんを乗せてきたらしい車がすぐ捕まり、アプリ一つで旅が身軽になるなーと感じました。バリ島の移動は空港~ホテルの送迎以外はすべてGrabで、ほんと便利ですね。

*Grab、郊外だと車が少なくて捕まりにくいこともあるらしいので、ボロブドウール寺院のように離れた所に行くときはバスなどほかの手段も調べていた方が良いと思います。


Museum Pasifika、こちらも楽しみにしていた美術館。インドネシア周辺の国々に関わる博物館的な収蔵品や芸術作品、特に外国の芸術家が見たアジア太平洋地域の文化といったテーマは他では見られないセレクションで良かったです。インドネシアの風景に限らず、周辺の島国やインドシナ~日本まで幅広く取り上げられていて、インドネシアの国土の広さ、文化の幅広さを感じさせる展示内容でした。

バリコレクションのすぐ隣にあって便利な立地。それなのに観光客はまばらでした。

中庭に出ると、さりげなく置かれたチャナンが目に入りました。お花の詰まった小箱はチャナンというお供え物で、バリ島の暮らしには欠かせないものです。中にはお花の他にお菓子やたばこが入っていたりも。家やお店の前だけでなく、博物館にまで置かれているんだな。無造作に地面に置かれているので踏みそうになりますが、踏んだからといってバチが当たるとかは無いみたい。

今回はバリ島の空港南側だけを回る小さな旅でしたが、素敵な美術館に出会えてとても充実した一日でした。

微小藻亭日乗

Microalgae Design Lab.のクンショウモです。作品のことなど

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