ウズベキスタン(1) ヒヴァに到着 城壁を歩く

タシュケントから飛行機でヒヴァに着きました!ずっと来たかった憧れの地へ辿り着きました。ウズベキスタンに行くなら絶対ヒヴァに行きたかったので、やっと来ることができたなと感慨深いです。ヒヴァは首都タシュケントやサマルカンドから遠く、短い休みだと諦めざるを得ない場所なので今回ゆっくり滞在出来て本当に良かったです。

イチャン・カラ内のゲストハウスに荷物を置いて外に出るとすぐ物語の中のような風景が広がる。

昼食を食べるところを探しにまずミナレット周辺をぶらぶら。フライトが遅延して遅いお昼になってしまった。

イスラム・ホジャ・メドレセとミナレット前の広場は華やかな刺繍製品が広げられてすっごい素敵です!!まるごと買い占めたい!

空腹を忘れてしまいそう。

目星をつけていたレストランの一つSULTANへ。

初ウズベキスタン料理。料理のサイズ感がわからないので、とりあえず餃子を大きくしたようなの(種類が色々あるみたいですが、グンマかな)とペリメニを頼んでみました。どっちも美味しいです。そこにおすそ分けを頂いたのでお腹いっぱいになりました。想像以上に喉が渇くのでお水も大きいボトルを頼み、多かったら持って歩こうと思ったのに空っぽになって、砂漠が近いとこんなに乾燥するのかと。テーブルが木工の彫刻が施されていて豪華です。

近くの席に日本人のご夫婦がいらして、料理頼みすぎたからと茄子ロールを分けてくれました。美味しいから絶対食べてみて!と。中に野菜とサワークリーム?が包んであって、見た目にも美味しそうだし出会ったことのない味わいでした。そのご夫婦と少しお話したところ、旅行会社に交通手段とホテルと送迎だけ全部手配して貰って観光だけ自分達で回っているそうです。そういう使い方もあるんだなと勉強になりました。


散歩再開。まず全容を把握しようという事で城壁に上ってみる事にしました。

北門・南門から上がれて、それぞれ北半分と南半分を見ることができます。ゲストハウス近くの南門へ。門の下に入り口があって係の人に入場料を払って上がります。

階段はかなり急で一段が高い。ウズベキスタンの男性はガタイのいいレスラー体系の人が多いからこの段差でも軽く上がれそう。私は背が低いので手をつきながらじゃないと上がれず。いつも消毒用アルコールとウェットティッシュを持ち歩いているのがとても役に立ちました。

城壁上からの眺め!本当に幻想的で物語の中にいるみたい。よくここまで綺麗に昔の雰囲気を保ってくれてものだと思います。

真ん中に見えるミナレットの右手前辺りに泊まりました。こんな素敵な街中に泊まれるなんて夢のようです。

西門まで来ました。建物の装飾を同じ高さから見られるのが嬉しい。

東門・西門で城壁が区切られていて北門方面には行けないので、一旦南門へ戻って東門の方へ向かいます。

東側は足元があまり良くなくて、無理に行かなくてもいいかなと思いここで引き返しました。気温が35℃以上ある日だったので結構体力を削られたのもあります。4・5月と秋がウズベキスタン旅行のベストシーズンと聞いたのですがめっちゃ暑いんですけど。

城壁内(イチャン・カラ)には小さなホテルやゲストハウスが点在し、大きいホテルは外側にあるみたい。


散策してそろそろ夕食というところでじわじわとお腹が痛くなってきました。私はお腹が弱くて、半分はストレスなのか、ここまで着けば大丈夫という町でお腹を壊すことが多く、今回はとにかくヒヴァまで着いてくれればという緊張の糸が切れたみたいでした。そんな繊細な人間だとは思えないのですがこれまでの経験からそうとしか思えず。もっとタフでありたい。

夕食の外食は諦めて、午後におやつがてら買ったナンと、レストランでサムサとケバブをテイクアウトして宿でビールを買って済ませました。宿ではキンキンに冷えた水とビールが売られていて、オーナーにおすすめのビールを聞いたところ「自分は飲まないけど、友達がいつもSARBASTのUnfilteredを飲んでるよ」と。これが美味しい!やや白濁した感じのビールが好きな人にはお勧め。オーナー兄弟の奥様方はイスラム教の人らしい身なりだったからオーナーもそうなのだろうけど、お酒を置いてていいんだ…!と軽く衝撃を受けました。

ナンは街の真ん中あたりで売られていた物を買いました。手前がトマト入りで奥が普通のナン。観光地価格で安くはない。普通のを一枚買って二人で分けて、大きくてすぐ満腹に。

夕方早い時間は近くのレストランの外で演奏をしている音が聞こえたりもしたけど、夜が更けてくると町が静寂に包まれてゆっくり休めました。

翌朝の散歩が楽しみです。


微小藻亭日乗

Microalgae Design Lab.のクンショウモです。作品のことなど

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