ウズベキスタン(11)ブハラ-4  朝の散歩と邸宅ミュージアム

ブハラ最終日、朝食前のお散歩。ホテルから昨日の向かい合ったマドラサ(ウルグベク・マドラサとアブドゥルアズィズハン・マドラサ)まで裏通りを通って出ると、早速ワイルドな顔立ちの猫ちゃんがお出迎え。昨日ここにいた子達とは違うような?親かな?

朝の光の下で眺める街並みは一段と美しいです。

最近は日帰りで十分そうな町でも出来るだけ宿泊するようにしています。何故かというと、こんな風に同じ場所でも朝昼晩で異なる顔を見せてくれるから。この静かな場所があっという間に賑やかになって夜はライトアップされて…という変化を眺めて楽しんでいます。

ホテルへ戻り朝食後はすぐ近くのKukaldosh Madrasahを見て、中にある金属工芸品のお店で買い物。

ブハラ名物のコウノトリの鋏を買いました。レインボーカラーの鋏✨

↑右下の鋏です。布のケースもおまけに付けてくれました。

それからラビハウズ周辺を散歩。池の南側は歩行者道になっていて、お洒落なお店もあるし楽しい。

ちょっと早めにお昼。歩行者道路沿いのMazza kafeへ。

「20分ほど待てるならプロフも炊き上がりますよ」と言われて迷ったけど、時間の都合でさくっと食べられるペリメリと小籠包のようなものを。レモンティもさっぱりしていい感じ。どれも美味しくお店の人も感じが良くていいお店♪

小さいカジュアルな雰囲気の店内で一人旅の方でも入りやすいと思います。お洒落な建物に小さな扉と看板なので一見気付きにくく見逃しちゃいそうでした。

話変わりますが、ホテルの部屋でビールを飲んだ時は、↓のような「ALCO」屋さんで買いました。ここの通りにあるので部屋飲みしたい方はこちらへどうぞ。近くにももう1軒あって、結構品揃え良かったです。

町のあちこちに猫ちゃんいます❤

ランチの後は歩いて15分程度の所にあるFayzulla Khodjaev Museum

そこまでの道中も風情があって楽しい。

↓ここFayzulla Khodjaev Museumは19世紀の富裕層の住宅(住んでいたのは著名な政治家)。

中すっごい豪華!結婚式の写真を撮っている人もいて素敵でした❤

この家主がただ豪勢な生活を送っていたのではなく、スターリンにより処刑されるなど複雑な歴史もあったようです。前日に訪れた旧市街の中心からは少し離れていることもあり観光客は少なめでした。モスクやマドラサとは異なる装飾が見られておすすめの場所です。

帰りはYandex Goで車を呼んで、10分と待たずに来てくれたのでラビハウズまで乗せてもらいました。

出発まで少し時間が余ったのでまた池のほとりでビール飲んでリフレッシュ(結局このお店Labi Hovuzには毎日通った)。


ホテルに戻りブハラ駅へ。Yandexでもいいかなーと思ったけど念のためホテルにタクシーをお願いしておきました。ちょっと高いけど、なるべくリスクは取らない方針なのです。ドライバーさんは親切な若い方でした。

いざ列車に乗って出発!↓この立派な特急Afrasiabアフラシアブ号ではなくて古い車両の急行列車で行きます。待合室にいたツアーの人たちは皆特急に乗って行かれてましたね。

以前「ウズベキスタン鉄道の予約(2025年)」という記事を書きましたが、本当にこのAfrasiabアフラシアブ号の予約は一瞬で売り切れるので、旅行会社を通さず自分で手配したい方は予約できない前提で行かれるのがよろしいかと…

車両の真ん中が向かい合わせテーブル席になっていて、私たちは二人だけで向かい合わせになる席を取りました。ゆったりできる特等席。荷物については、上の棚は機内持ち込みできる柔らかいバッグなら置ける程度で、小さなキャリーすら無理な感じでした。でも、みんな普通に通路にスーツケース置いてたので気にしなくて良さそう。それ以外に置き場所無いし。

車窓からの風景はひたすら草原ですが、サマルカンドに近づくにつれて徐々に緑が濃くなっていって。

放牧の様子も見られます。たくさんいる~!この写真の場所はまだいいけど、周りに全然家らしきものが無くどこから来てるのかなって思うことが何度も。スケールがでかすぎる。

サマルカンドまでは2時間半程度。寝ない方がいいかなと思って、時々ウトウトしながらも頑張って起きてました。

無事にサマルカンドに到着!ほぼ全員降りて行きました。ここからはYandexで宿まで。車がいなくて少し待ちましたが(多分みんなYandex使ってるから)リトライしてすぐ拾えて一安心。

次回はブハラのホテル紹介、その後はサマルカンド編です。

0コメント

  • 1000 / 1000